知らなかった間伐のこと

終活でより朗らかな未来を！

愛知県岡崎市で不動産仲介業をしている合同会社Landscape長坂です。

 

先日、山をいくつもお持ちのお客様が山林組合の方と打ち合わせをするという場に

同席させてもらいました。

 

「山ねー、いらないんだけど売れないし。」

「何にも使えない山なのに、固定資産税が少しかかるんから手放したいよ。」

などなど、山に関してマイナスなお話しはたくさん伺ってきました。

私個人と山との関係は、健康のために時々山登りすることです。

 

打ち合わせの内容は間伐計画。

定期的な間伐をすることで、1本1本の木がしっかり育つそうです。

さらに地面に日があたるようになるので、地面に近い植物たち（下層植物というそうです）が

成長し、土が流れにくくなるそうです。

大きな木がしっかり根をはり、沢山の小さな植物が元気に根を張り、災害に強い山に近づくという

ことをわかりやすくお話しくださいました。

 

山の場所によっては、国のお金で間伐してくれたり、木が運びだせるなどの様々な条件が揃うと

間伐した木を売ってお金が貰える仕組みもあるそうです。

ただ、そのサイクルが50年に1度くらいなので、自分の代で1回来るかどうかという頻度なので

家族代々伝えておきたい内容ですね。

 

山林組合の方と所有者さんたちが間伐計画の対象の山を歩いて、それぞれの山の境界を確認したり

する活動もあるそうです。

 

山をつくる、人の命をまもる、山林組合の方々の活動素晴らしいです。

ひそやかに、だけど力強く人々の生活を守る！そんな仕事を私もしていきたいです。